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エアコンから異音がする原因と解決方法【音の種類別に詳しく解説】2024.11.12
エアコンから異音がする原因にはさまざまな要因が考えられますが、どんな時にどんな音が出るのか原因を知っておけば対処が必要かどうかの判断がつきます。
以下に、エアコンから異音がする一般的な原因とその対処法まとめてみました。
1.カザキリ音(シュッシュ津・キュルキュル)がする場合
原因:
エアコンの送風ファンに誇りやごみが溜まっていることや、フィルターが目詰まりしている場合に発生します。また、エアコンが風量を調整している際に発生することもあります。
対策:
・フィルターを掃除し、ホコリや汚れを取り除く
・吹出口や送風ファン部分を掃除する
・風量設定を下げる
2.カタカタ音がする場合
原因:
カタカタとした音は、エアコン内部の部品が緩んでいることや、室外機のファンに小石や落ち葉などが入り込んでいる場合に発生します。またエアコンのカバーやフィルターがしっかりと固定されていない場合も考えられます。
対策:
・エアコンのカバーを開けてネジのゆるみをチェックし、締め直す
・室外機の周りを確認し、異物を取り除く
・エアコンのフィルターやカバーがきちんと装着できているか確認する
3.金属音(ガラガラ、キーン音) がする場合
原因:
モーターやファン、ベアリング劣化、部品同士が擦れ合っている可能性があります。また、コンプレッサー内での問題が原因で発生することもあります。
対策:
・専門業者に依頼して、モーターやファンの状態を確認してもらう
自己修理は、難しく、保証がきかなくなる可能性もあるため、プロに任せるのが安全です
4.ビシビシ音(パチパチ音) がする場合
原因:
エアコンの運転中や運転後にビシビシ御がするのは、プラスチック部品が温度変化によって膨張・収縮する際に発生する音です。
対策:
・異常ではなく通常の現象であるため、音が気になる場合はエアコンの設置環境を見直すと改善することがある
5.ブーンと響くような振動音
原因:
エアコンからブーンという音がするのは、エアコン本体や室外機の設置が不安定で振動音が大きくなることがあります。また室外機の振動ゴムが劣化している場合も発生します。
対策:
・エアコン本体の取り付け状態を確認し、ぐらつきがあれば調整する
・室外機の下に新しい防振ゴムを設置して振動を抑える
・室外機の水平を確認し、傾きがあれば水平に調整する
6.室外機からのゴーという音
原因:
室外機からのゴーという音は、エアコンの圧縮機(コンプレッサー)が動作している音です。通常の動作音でありますが、音が異常に高い場合には、コンプレッサーの劣化や異常が考えられます。
対策:
・室外機の周りに障害物がないか確認し、反射音を防ぐために設置環境を改善する
・異常に大きな音が続く場合や音の変化が気になる場合は、専門業者に点検を依頼し、コンプレッサーの状態を確認してもらう
7.水がながれるような音
原因:
冷媒がエアコン内部を循環する際に、ガスの流れる音がします。通常の現象ですが、水漏れが同時に発生している場合には注意が必要です。
対策:
・ドレンホースの詰まりをチェックする。詰まりのある場合は掃除機等で吸出して解消する
・冷媒の流れが原因で、音がしている場合は、特に問題ではありませんが、音が気になる場合は業者に確認してもらう
8.異音と同時に冷暖房の効きが悪い場合
原因:
異音とともに冷暖房の効きが悪い場合、フィルターの詰まり、冷媒漏れ、コンプレッサーの不具合などの原因である可能性が高いと思われます。
対策:
・フィルターやフィンの清掃を行い、汚れを除去する
・クリーニング後も音が解消されない場合は、冷媒の補充やコンプレッサーの点検を業者に依頼する
まとめ:エアコンから聞こえた異音の解決方法
エアコン本体から異音が聞こえる場合、フィルターの掃除や設置状態の確認など、自分で対応できますが、部品の劣化や故障が原因の場合は、無理に自己修理を試みず、専門業者に依頼するのが安全です。
特に冷媒の問題やモーター・コンプレッサーの異常が疑われる場合は、業者に任せることで、大きな故障や安全リスクを避けることができます。
I/Hビルサービスでは年間200台以上のエアコンクリーニングを対応しており、そういった異音のトラブルも速やかに解決させていただきます。 お電話でのご相談も承っております。ご相談お見積りは無料ですので、お困りのことがございましたら一度ご相談ください。